病院長あいさつ

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三田高原病院 病院長

大野 徹


三田高原病院は1985年4月に開院し、2001年に現在の位置に新築移転した360床の病院で、三田地域における療養型病院の草分け的存在です。療養型病院とは、急性期の疾患で手術や治療を受けたあと、自宅や施設に帰ることができない医療ニーズの高い患者さまに対して、長期間の療養をしていただく病院です。
入院されている患者さまは、脳梗塞後遺症、慢性心不全、COPD(慢性閉塞性肺疾患:慢性気管支炎、肺気腫など)、癌の再発、肝硬変、インスリン治療が必要な糖尿病、指定難病、認知症など種々の疾患を持たれた方です。
病気が原因で経口摂取が困難となり経管栄養や高カロリー輸液が必要、酸素や気管内吸引が必要、心電図や酸素モニターが必要、歩行困難でリハビリが必要となられた患者さまに対して、適切な治療を行っています。
普通の食事をすることが難しくなった患者さまには、多様な嚥下食の提供をしています。
肺炎を繰り返すなどして経口摂取できなくなった患者さまには、ご本人やご家族さまの希望に沿って、経鼻経管栄養、胃瘻造設による経管栄養、高カロリー輸液などを提供しています。
高齢化社会では、私たちはさまざまな疾患と付き合って生活をしていくことになります。急性期病院の後方支援病院として、ご家族さまに安心していただける医療療養環境を提供していきます。