リハビリテーション科では、主に急性期・回復期病院を退院した後もなお在宅復帰が困難な患者さまに対して、リハビリ最後の砦としておおむね週2回の維持期・終末期のリハビリテーションを期限の区切りなく提供しています。
リハビリテーション室
療養型病院では珍しく約340㎡の広い機能訓練室を有し、PT・OT・STのリハビリ3職種が在籍しています。
施設基準
- 運動器リハビリテーション料(Ⅰ)
- 脳血管疾患等リハビリテーション料(Ⅱ)
充実したリハビリテーションの提供
療養型リハビリテーションでは、日常生活動作の維持を目的として、機能訓練室や病棟ホールにて歩行や立位などの動作訓練、貼り絵や園芸などの作業活動、言語や摂食・嚥下訓練を通じて、患者さまの病態に合わせたリハビリテーションに取り組んでいます。
最終的に動作や意思疎通が困難となり、臥床生活を余儀なくされた患者さまに対しても、私たちは最期まで人らしく、快適で苦痛のない生活を送っていただけるよう、心身両面から支援しています。
ベッドサイドでは、関節が硬くならないように配慮し、褥瘡(床ずれ)や肺炎などを起こさないよう声かけをしながら関節運動やポジショニング、排痰や口腔器官運動なども行っています。